- さんたん
- I
さんたん【三丹】丹波国・丹後国・但馬国の総称。IIさんたん【三嘆・三歎】(1)感心して何度もほめること。 心底から感心すること。
「~に値する」「一読~」
(2)白河法皇が意のままにならないと嘆いた三つの事。 賀茂川の水と双六(スゴロク)の賽(サイ)と山法師。(3)一人の発声に, 三人が和してうたうこと。→ 一唱三嘆IIIさんたん【三炭】茶道で, 初炭(シヨズミ)・後炭(ゴズミ)・立炭(タチズミ)の三種の炭手前(スミテマエ)。IVさんたん【三端】〔韓詩外伝〕君子の避けるべき三つのもの。 文士の筆の先, 武士の刀の先, 弁士の舌の先。Vさんたん【山丹】ヒメユリの漢名。VIさんたん【惨憺・惨澹】(1)いたましくて見るに忍びないさま。「~たる結果に終わる」「~たる殺戮を世上に見るのみなりき/日本開化小史(卯吉)」
(2)あれこれと心を砕くさま。「苦心~」「自己の~たる労力の一部を割いて/土(節)」
(3)薄暗くて恐ろしいさま。VII「黄雲~とし, 満眸皆な黄色/日本風景論(重昂)」
さんたん【産炭】石炭を産出すること。VIII「~国」
さんたん【賛嘆・讃歎】非常に感心してほめること。「見事な演技に~の声をあげる」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.